留学に行くべき理由!新卒を捨ててでも選ぶ価値とは?

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海外での生活・留学に関して多くの人が一度は興味を持ったことがあるのではないのでしょうか。
また、今現在悩んでいる方や、一度は諦めたけれどもう一度挑戦してみたいという方のために、私が新卒での就職をやめてまで留学に踏み切ってよかったと思えた点について紹介しようと思います。

1. 言語

まずは皆さんが一番気になっているであろう言語。
やはり英語が大部分にはなってくるとは思いますが、それ以外の言語での語学留学も何かしらの理由がある方にとってはとても良い選択肢だと思います。ただ、今回は英語についてのみ言及します。

現在どれくらいの人が英語を使っているか知っていますか。なんと約15億人。
英語を第一言語とする人が約4億人。英語を第二言語とする人が約11億人。つまり5人に1人は英語を話せるのです。これだけでどれほど可能性が広がるか容易に想像できるでしょう。仕事で使えるとなると稼げる金額が大きく変わるということもあるでしょう。
最近よく耳にするワーキングホリデーもその恩恵を受けている一つですね。

私は、可能性が広がるというのは仕事だけではないと思っています。むしろ仕事より趣味で活かせるといった方が魅力的でしょうか。

例えば、本や映画などの娯楽ではオリジナル作品をそのまま楽しめる。日本の作品でも凄いものはたくさんありますが、世界中で名作とされているモノは英語が原作という物も多いはずです。翻訳や吹替を待たずに、また改変なくありのままを楽しむことができる。このメリットは大きいのではないでしょうか。
ゲームにしてもオンラインで繋がることができる幅も変わってきます。実際にゲームのチャットを通して言語を習得する人も多くいますし、そんな些細なきっかけからでも習得した言語を使って世界中に友達を作ることも可能です。
旅行好きな人は旅行先で友達ができることもあると思います。実際に、駅での待ち時間に話して仲良くなった人に地元を丸1日案内してもらったこともあります。

日本人が思っている以上に拙い英語でも伝わります。それを体感できるのがただ勉強するのとは大きく違う留学の良さであるように感じます。

 

2. 文化・価値観

次に、文化や価値観など。主に自分に無い何かを知る良いきっかけになると思います。
旅行では気づけないありふれた日常の些細な違い。今まで常識だと思っていたことや固定観念など。
生まれた場所や育ってきた環境は当たり前に一人一人違います。誰一人として同じバックグラウンドを持っている人はいません。そんな分かり切っているけれど忘れがちな大切なことに気が付けるタイミングが日常のそこら中にありふれています。
土地柄から生まれる発想やシステムなどそこでしか得られないものを多く感じられると思います。

多様な文化や価値観を知るということはそれだけ未知なものが減っていくということ。それは偏見が無くなるということでもあり、すなわち自分自身の許容範囲が広がる成長の機会だということです。
どれだけ当たり前のことであっても知らないままだと、そのことにすら気づけないのです。

現在 AI の発達が目覚ましいですが世の中に出てきてから浸透するまでに今の状況を想定できていた人がいるでしょうか。また、その段階でメリット・デメリットを認識できていた人がいるでしょうか。知らないとそれを批評することすらもできないのです。向き合うためには知ることが大切なのです。
そのための第一歩としての留学は非常に有効で価値のあるもののように感じます。

 

3. 比較のための自分軸

良い側面を知ると同時に、悪い側面に触れることもあると思います。そこがまさに注目すべき点であると思います。世の中には良いことも悪いことも平等に存在し、それが不平等に押し寄せてくる。
そんなとき、あなたは一体何を基準に考えますか。捉え方や思考のアプローチは今まで自分が経験してきた範囲でしか判断できません。自分にないものを見ておくことでそれを比較対象に自分の意志を明確にすることができるのです。
マイナス面に触れることが必ずしもマイナスとは限りません。マイナスを正しくマイナスだと認識できるようになれば、それ自体がプラスであると思っています。
マイナス経験をプラスに変換できるって最強じゃないですか。

また、自分にないものを見るということは同時に自分にある物も認識しなければできません。
私が留学前に思っていた日本の良さと留学を経験して思う日本の良さでは明らかに密度が違います。

例えば、よく言われる治安の良さ。では一体何がどのように良いのでしょうか。誰かから聞いたから。ネットでそう見たから。果たしてこれらは本当に自分の意見なのでしょうか。実際に詐欺やスリにあった後に発せられると同じ言葉であっても重みが違います。
ご飯が美味しいとは。本当にその味が美味しいのか、体質に合っているのか、言葉の表面だけでは捉えることのできない情報が山のようにあります。
海外で感じる良さは日本の不足であり、海外で感じる不足は日本の良さでもあります。
実際に、私は海外に住んでみて海外の良さ以上に日本の良さに気が付きました。

身近なものであるほど気づかないものなのです。その良さも悪さも客観的に見て把握することができないから。自分からの距離が遠ければ遠いほどその輪郭は浮き彫りになり、他者と自己の比較により自己分析も深くできることでしょう。

4. 発見と理解

何かに気づくこと。その発見を自分の中に落とし込むことによって深まる他者への理解。人生はその繰り返しでできていて、それを自覚するためのツールとして留学は非常に効果的であると思います。

よく自分探しなどと曖昧な表現をされることもありますが、客観性と自己理解。そこから生まれる他者を理解するための歩み寄り。そうした日々の積み重ねが自分探しという言葉の本当の意味なのだと思います。

5. 決断力

そして決断力。何より大きいエネルギーだと思います。

留学というのはどんな形であれ人生の内でもかなり大きな決断となることでしょう。この決断に踏み切れることや、留学に付随して発生する様々な決断。この大きな決断のほかに比較できるような決断の瞬間は残りの人生であと何回訪れるでしょうか。そう多くはないと思います。

1つの決断がこの先何十年の礎となることでしょう。いつだって判断は一瞬です。
その一瞬を逃さないように。後悔しないために。そういう力も養われると思います。

 

6. まとめ

もちろん良い事だけではありません。ただ興味を持つにはまずは良い面を知っておかなければその先を調べようとはならないはずです。

私は新卒を捨ててでも留学をしてよかったと思います。留学費を自分で貯めるために休学をして働いた期間も留学中に得た経験も全てがこれからの人生に活きるものだと確信しています。
若いほど吸収も早く、アウトプットに費やす時間も長く、考える時間も多くあります。
方法はいくらでもあるし、可能性は本当に無限大だと思います。

少しでも興味があるのであればやらずに諦めるよりは、やって後悔しない道を探す方が人生が豊かになると私は思っています。模索し続けた時間も必ず報われます。最短・最速・効率的だけが全てではないと思います。

たまには回り道をするのも良いと思いますし、そういう時間を楽しめる方が幸せなのではないでしょうか。もう一度留学を検討してみてはいかがでしょうか。

これから挑戦する方の一助となれば幸いです。

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