留学に行くタイミングはいつが良いのか。本当に意味があるのか。など留学というものについて考えていて不安になることも多い事でしょう。
なぜなら、情報収集の段階で多くのサイトや検索結果などなどでそう目にすることが多いからです。
そんな方のために失敗しないための留学について話していきたいと思います。
なぜ留学は意味がないと言われるのだろうか。
1. 目的と費用対効果
よく耳にする一番の諦めるための理由。特に短期であればあるほど意味がないと言われます。
それはなぜなのか。答えはシンプルです。
額に見合った語学の習得ができないと思っているからです。
語学の習得というのはとても難しいので短期間で習得というのは現実的ではないかもしれません。
しかし、それは無意味であるということではありませし、やり方と考え方次第です。
確かに、高い費用ではありますがそこにはそれだけの価値があるということです。
大抵の場合は目的と行動が一致していないだけです。
まず考えていただきたいのは、留学の目的は何か。本当にこれに尽きます。
旅行・観光を楽しめるだけの英語力が欲しい人にとっては三カ月でも十分な結果が見込めると思っています。
取り組み方と人によっては一カ月でも望む結果に到達することも不可能ではありません。
留学に行ってみると日本人の感覚でいう英語が話せるというのは思っている以上にハードルが高いことに気が付きます。
ぶっちゃけると、単語の羅列であっても聞き取れる発音であれば十分伝わります。たとえそれが正解の単語でなくてもいいのです。方向性が間違えていなければ。
出川哲郎さんの出川イングリッシュと言われているものをご存じの方はイメージが付くのではないでしょうか。コミュニケーションとはまさにあれなのです。
例えば、東京駅の中できょろきょろしている海外の方を見つけたとします。あなたは「何か探しているんだな、何か困っているのかな」と想像することができると思います。そこからの行動は抜きにして、この状況で何か英語に関するものがあったでしょうか。
強いて言えば海外の方だと認識したことくらいです。もうお分かりいただけたと思いますが、ここには言葉すら存在していないのです。
あくまで英語は手段であることを身をもって体感できることや、それを理解することだけでも十分に価値があると思います。
さらに補強するための文法、単語、発言の機会、英語を日常的に耳にする環境を考えると短期留学であっても全く無意味ではありません。
もちろんビジネスの場面や通訳者になりたい方などにとっては不十分な期間です。
つまり、目的と期間さえマッチしていれば無意味なんてことにはならないのです。あとはそこに対しての取り組み方だけです。海外に行くだけではだめなので、しっかり勉強をして吸収する姿勢・それを実際にアウトプットするということを忘れないでください。
そうすれば必ず価値のあるものになります。自分を疑うより信じる気持ちを大切に。
2. 向き合い方
目的を明確にすること。先ほども述べましたが本当に大切なことです。また、それに適切な準備と対策をすること。この二つを見失わなければ大丈夫です。
よくある失敗例を挙げていきます。
漠然とした留学
目的がなくなんとなく渡航し生活していれば英語が伸びると思っている。
日本での学生時代を思い出してみてください。
どれだけ学校でインプットをしてもアウトプットをしないと習得も定着もしません。常に能動的であることが重要。
情報不足
目的に適した学校選び。適切な生活圏の選択。(気候や食べ物など)
憧れだけでの留学は必ず失敗します。それに対しての情報収集や対策が必要です。
観光の延長になっている
学びが目的なのにいつの間にか観光気分になっている。
特に生活に慣れてくるころから。元々の目的が観光の場合は問題ない。
ワーキングホリデーや趣味で勉強もしたい人など。
だらだらメリハリのない生活をしてしまう
技術の進化と機械の導入により一言も発さずに生活をすることも難しくはありません。
そのため自分で生活を管理する必要があります。
就活の回避
学生にありがちな例。漠然とした就活に有利だと思い選択した留学や就職を一時的に回避するための留学。英語ができるだけの人はいくらでもいます。
世界で見入ると5人に1人は話せるので。日本ではそうもいかないけれど大きい会社ほどそういう人は集まりますし、一時的に回避しても結局後とで同じ状況になります。
理由は後付けでもいいので必ず必要な理由を見つけましょう。
見つからなくてもそれについて考えてください。その過程で見えてくるものもあります。
その後のキャリアを考えていない
単純に大多数の流れとは違う動きをするのだから無策での決意ではその時は良くても後で後悔する可能性があります。
資金不足
資金がなく渡航先での選択しが減少してしまうのはもったいないです。少し遠回りになっても十分な資金を余裕をもって用意することをお勧めします。
まとめ
私は意味のない留学はないと思っています。意味がないものにしてしますかどうかは結局のところ自分の行動次第です。間違いや失敗の怖さも恥ずかしさもあるとは思いますが、その都度修正すればいいだけです。
他人の後悔や取り組んでもいない未来の心配はそれこそ無意味です。
選択を悩むより選択をして、その選択を自分の納得できるものになるように行動していく方が素敵です。
必ず道はあります。初めはその道のりが少し難しいと感じるかもしれませんが、終わってみるとそうでもないことの方が多かったりします。
あなたが挑戦しようとしている気持ち、未来を創ろうと悩んでいる気持ちを大切にしてください。
その気持ちを大事にしていれば必ず良い方向へと向かうはずです。
デメリットを知って対策ができればそれほど怖いものではありません。
少しでもこの記事が役に立てば幸いです。
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